もう、香水は卒業!練り香を作って自然の香りを楽しもう♪

 

海外ではよく、すれ違いざまにその人の香水の香りがすることがあります。

私はあの香水の人工的な匂いが苦手。

 

 

日本では香水をつけている人はあまり出会いませんが、

実は私たちは気づかないところでいつも何らかの匂いをかいでいます。

例えば、

 

洗剤や柔軟剤、

クリーニング用品に消臭剤、

カーコロンにへアースプレー、

スキンケアや化粧品、

シャンプーやリンス剤、

ウェットティッシューやトイレットペーパー、

そしてお菓子や飲料水、加工食品、

 

 

かなりの割合で私たちが日常で使っているものに人工的な香りが添加されていて、

化粧品の用途に使われる香料だけでも、4000種類あると言われています。

怖いのは、香料は「香り」自体が製品にとって重要な付加価値となるので、その詳細についての表記義務がないこと。

何が使われているのかは消費者にはわからないような仕組みになっているのです。

もちろん天然のものから抽出した自然香料も多数ありますが、市場で使用されている香料の中でいちばん多いのは合成香料。

合成香料とは石油化学工業や石炭化学工業、パルプ工業などから大量に作られた化合物

産地や気象状況によって量や質にばらつきがあって、高価で希少な天然香料に比べると、合成香料は工場で安く大量生産できます。

このような合成香料は表向きには安全性をクリアしたと言う事になっていますが、

長期間使用した場合や、様々な香料を複合的に使用した場合の研究はほとんどされておらず、

最近になって合成香料による健康被害が指摘されてきました。

 

合成香料による健康被害について

 

健康被害や発がん性が指摘されている成分としては、代表的なものだけでもこのようなものがあります。

 

ベンズアルデヒド、アニスアルデヒド、アセトン、塩化ベンジル、ベンゼン

 

そして、これらの成分の人体への影響として、以下のようなものが挙げられます。

 

咽喉痛、呼吸器への刺激、気管支炎、ぜんそく、皮膚への刺激、皮膚炎症、強い催涙性、

目の痛み、眠気またはめまい、頭痛、生殖機能や胎児への悪影響、発がん性、

 

 

そして最近話題に上がる化学物質過敏症

化学物質過敏症になると、化学物質を吸引や飲食により大量に体に取り込んだり、微量であっても長期間にわたって取り込んだ場合、それが体の適応能力を超えて頭痛・動悸・めまい・かゆみ・湿疹等の症状が現れます。

いったん発症して過敏性を獲得すると、その後はほんの少しの化学物質でも反応してしまうようになります。(こちらに化学物質過敏症の予防・対処法についてのハンドブックがあるので疑いのある方は参考にしてくださいね。)

 

完璧なケミカルフリー生活を送ることは現代生活では不可能ですが、自分自身のためにも家族のためにもなるべく無香料のものを買い、一消費者として企業の宣伝をうのみにせず、自分の目で何が入っているのかを確認することがとても大切です。

 

今日は、そんなちょっとこわい香りの話をしてしまったので、

 

気分を変えて、自然の香りを楽しむレシピをお教えしますね。

 

 

精油を体にまとって楽しめる練り香づくり

 

 

私はエッセンシャルオイルを使ったアロマセラピーを日常に取り入れています。

 

エッセンシャルオイルとは、自然植物の花や樹木・果皮・樹皮・根っこ・種子などの部分に存在する天然の香り成分が凝縮された天然香料。

 

そのエッセンシャルオイルを使って心身のバランスを整えたり、痛みや炎症などの症状を和らげる自然療法のことをアロマセラピー(芳香療法)といいます。

 

アロマセラピーというと、ディフーザーに精油を垂らして香りを楽しむというイメージがありますが、

 

今日は手軽に作れてバッグの中に携帯も可能な『練り香(Solid Purfume)』を作りましょう。

 

 

練り香レシピ(約10g)

 

 

《材料》

好みの植物性オイル  5g

蜜ろう        5g

好みのエッセンシャルオイル 0.5g~1g

(エッセンシャルオイル1g=約15滴)

 

植物性オイルはホホバオイル、スイートアーモンドオイル、アボカドオイルなどがおすすめですが、手持ちのもので構いません。

 

《作り方》

1. 材料を図り、オイルと蜜蝋を耐熱皿にいれて湯煎にかける。

2.すべてとけたら火からおろす。

3.温度が60度以下になり、ふちがすこし白くなったら精油を垂らしてすばやく混ぜる。

この時、冷めて固まってしまった練り香はもう一度かるく湯煎にかければ溶けます。

4.混ぜたらガラスかアルミの保存容器に入れる。(プラスチック容器は精油と反応することがあるので避けましょう)

5.固まったら蓋をする。

使用するときは、指の温かさで練り香を溶かす感じで少量とり、

手首や胸元など日光が直接当たらない部分につけて香りを楽しんでくださいね。

 

練り香の作り方プリント用レシピ

 

 

精油ブレンド

 

精油は一種類でもよい香りですが、複数をブレンドして自分のオリジナル練り香を作ることも可能です。

 

《おすすめの精油ブレンド》1gの計算です。

深みのある落ち着いた香り   ラベンダー10滴+パチューリ5滴

華やかで聡明な香り      ラベンダー7滴+イランイラン5滴+ゼラニウム3滴

しとやかで優しい香り     ひのき8滴+ラベンダー7滴

愛らしく可愛らしい香り    スイートオレンジ5滴+イランイラン5滴+パチューリ5滴

 

簡単ですので、ぜひ試してみてくださいね。

 

使用感と使用上の注意

《使用感》

気温の低いところでは、練り香が固く感じられる事があります。そういう場合は、蜜蝋を1g減らして硬さを調整してみてください。

 

《精油について》

今回の練り香は精油を5%~10%程度使用しています。

肌が弱い方や2歳以上小学生以下のお子様に使用したい場合は、精油の使用量を1%~2.5%程度にしてください。

子供にオススメの精油はこの二つです。

  • 真正ラベンダー
  • カモミール・ローマン

 

肌に直接塗る練り香は2歳以下のお子様への使用はオススメしません。

ベルガモットやレモンなどの果実系の精油は光毒性があったり、使用量によっては皮膚刺激を感じることがあるので、紫外線のあたらない部分のみ使用してください。

ベルガモットを日中に使いたい場合は、光毒性の強い成分(ベルガプテン)を除去してあるベルガプテンフリー(BGF)もしくはフロクマリンフリー(FCF)の精油の使用をおすすめします。

 

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