家事のモチベーションを上げる6つの方法

モチベーションを上げる6つの方法

やらないといけないけど、気のすすまない家事って誰にでもあると思います。特にやろうやろうと思っているうちに、溜まってしまってこれをこなすには膨大な量の作業が必要になってくる。。。とかもう見たくなくなりませんか?

例えば、

  • 溢れかえるクロゼットの断舎利
  • 溜まったレシートの整理と家計簿付け
  • スマホに溜まっている写真の整理
  • 換気扇の掃除

仕事の大小にかかわらずやりたく無い事や、やり遂げるのに時間がかかりそうな事ってとりかかることすら避けたくなるもの。

今回はサクッとモチベーションを上げて、やらないといけない事や溜まっている事を終わらせたい!と思っているあなたにお勧めのモチベーションを上げる方法をご紹介します。

スケジュールに予定を入れておく

暇な時間がポンと出来たからといって、気の向かない作業をしようと言う気にはならないもの。気のすすまない作業は、とにかく時間を作ってスケジュールに入れておくことをお勧めします。この日にやる!と決めてしまい、その日・その時間に向けて気持ちを盛り上げいきましょう。

スケジュールに予定を入れておく

その作業に取り掛かる日をきめたら、できるだけその日の負担を減らせるように準備しましょう。例えば、作業の段取りを考えるだけなら車を運転しながらでも、寝る前のスキマ時間でもできます。また、実際に必要になるものを用意しておくというのもお勧め。これは「やる」と決めた日にむけて気分を上げていくのに効果的です。

例えば、次の連休のうちの一日をクロゼットの断舎利にあてると計画したら、断舎利の手順をシュミレーションする。ゴミ袋を用意する。寄付先を見つけておく。。。など、結構事前に準備できる事はたくさんあります。

作業当日は朝からその作業に没頭するだけ。さあ、やりたいやりたいと思ってまだできていないことは早速スケジュールに書き込みましょう。

宣言する。

とにかく、自分がやろうと思ってなかなか腰が上がらないのであれば、人に宣言してやらないといけない状況を作ってしまうのも効果的。自分ひとりの考えだと、やりたくないとか出来ない理由を考えてしまって、つい甘えが出てきてしまい「まあ、いいか」と妥協してしまいがち。人に宣言するだけでも、自分の中にある種の責任感みたいな物が生まれるものです。

特定のだれかに伝えるのでもいいし、ブログやSNSで不特定多数の人に宣言するのもいいと思います。 とにかくまずは、「やります!」と宣言してみましょう。

仲間を見つける。

似たような目的を持った仲間がいると、お互い励ましあったり、情報を共有したりして辛い状況も乗り切れるものです。難しい試験や検定でもひとりでもくもくと勉強するより、一緒に勉強をする仲間がいたり進捗を確認しあえる友人がいるだけでとても励みになりませんか?

家事に対しても同じ事です。クロゼットの断舎利や台所の大掃除など一人ではどうしても途中で諦めてしまいがちな人は、同じ目的を持つ仲間を見つけましょう。身近にいない場合は、SNSで呼びかけてみたり紹介してもらったりするのもお勧めです。

ゴールを明確にイメージする。

大学受験の前に、実際に希望の大学に行って大学生がどのようにそこでの大学生活を楽しんでいるのか見たりすると、自分の未来像と重ね合わせてやる気もアップします。そうすると、受験勉強にもますますやる気が出てくるもの。

今、現実的にやらないといけない作業ではなく、その作業を終えたあとのゴールを明確にイメージすると、その先の明るい未来にフォーカスできるようになり、作業にたいするモチベーションアップに繋がります。

スマホに溜めた写真の整理などは、どれをプリントすると決めて実際にプリントした物をアルバムにするといった作業というのは、結構骨が折れますよね。何年も溜めていたらなおさら取り掛かれなくなります。

写真整理のモチベーションはどんなアルバムを作りたいか?

そこで、その作業の大変さを考えるのではなく、そのアルバムができて家族に見せたときの喜びや、大きくプリントして額縁に入れて飾ったときのことを考えてみる。そうすると、写真の選定もそこにどんな写真を飾ろうか?と楽しくなってくると思います。

その作業をすることで、どんな明るい未来が手に入るか?というのを想像してみるとモチベーションは格段にあがります。まずは明るい未来を妄想してみましょう!

音楽で気分を盛り上げる。

自分がノリノリでやる気が起きる音楽などをかけて作業をすると、けっこう作業がはかどる物です。パワーソングなどとも呼ばれていますよね。

オリンピック選手や芸術家でも、ここぞというときはお気に入りの音楽をかけて気分を盛り上げることがありますよね。 ちなみに日本選手は試合の前にこんなパワーソングを聞いているそうです。

日本選手が試合前に聴いているパワーソング特集!

同じような原理で、おもちゃを片付けるのが嫌な子どもでも、お片づけの際に運動会の音楽をかけて片づけさせると、運動会のノリで片づけが早く終わったりします。

どうですか?この音楽を聴いただけで、なんだか体を動かしたくなりませんでしたか?音楽には聞いている人に対していろいろな感情を起こさせるパワーがあります。ぜひ自分にとってのパワーソングをみつけて、モチベーションアップに利用してみてください。

5秒ルール

最後に、究極のモチベーションアップ方法を伝授しますね。

それは、やろうと決めたら、とにかく5秒以内に何らかの行動をおこさないといけないというものです。これは、メル・ロビンスの「5秒ルール」として有名です。

彼女はTEDトークで「やりたいと思うことなんて永遠に来ないのよ!」といって、とにかくやろうと思った瞬間から5秒以内に何らかの行動を起こすということを推奨しています。

プールに入るとき、水の冷たさにドキドキしながら少しづつ足をつけていくというのは、「冷たい!」という不快感を長引かせることにも繋がります。それよりも、冷たいかもしれないけど、思い切って飛び込んでみると案外ほんの少しの時間で水の温度になれてくるものです。

バンドエイドをはがすときだって、じわじわとゆっくりはがすより一気にはがしたほうが痛みも少なくて済むもの。

やりたくない行動であっても、始めてしまえばけっこうサクサクはかどったりしませんか?まずは始めの不快感をなるべく早く通り過ぎてしまいましょう。5秒ルールはこれを5秒という時間で飛び越えてしまえるパワフルなツールといえます。

おわりに

やりたくない家事をやり始めるモチベーションアップの為の6つの方法いかがでしたか?やらないといけないことを溜め込んでいくと、やらないこと自体がストレスになり、さらに行動への足取りを重くしてしまいます。

そして行動の足取りがおもくなるとさらにやるべきことが溜まっていくという悪循環に陥ってしまいがち。そしてどんどん精神的に追い詰められていくことにも繋がりかねません。

サクッと行動して「やらなきゃ」ということが減っていくと、そのことを考える負担がなくなるので精神的にも軽くなっていきます。そうすると、新たな事にもチャレンジできるようになっていくものです。少しづつ溜まった「やらなきゃリスト」を減らしていって、軽やかに行動できる自分になれるといいですね。

家事のモチベーションを上げる6つの方法

ABOUTこの記事をかいた人

マレーシア在住 心理カウンセラー・アロマクラフト講師。海外在住歴20年以上の経験から海外在住者ならではのお悩みや、国際結婚をした女性を対象としたカウンセリングを得意とする。子育てや夫婦関係の悩み、親子関係のトラウマなどを感情から開放するセラピーをオンラインにて提供中。