カウンセリングについて

カウンセリングとは

もともと英語のcounselingは「相談・助言」という意味を持っており、専門的な知識や技術を持つカウンセラーとの対話を通じて自分の抱える悩みや問題の解消を目指す相談支援のことです。

カウンセリング

心理カウンセリングといっても、さまざまな相談内容に対応しており、それぞれに必要な専門の知識や資格が違います。 グリーンビューティーラボでは、海外の大学院で臨床心理学の修士学位(MA in Clinical Psyhology)を取得し、アメリカと日本で臨床経験を積んだカウンセラーが対話を中心とした心理カウンセリングと心理療法(EFT&EFT催眠療法)を提供しています。

カウンセリングの手法

当カウンセリングルームでは、対話などの言語を中心とした心理療法と非言語を中心とした心理療法の両方から回復を図ります。

●言語中心:来談者中心療法、認知行動療法、ヒプノセラピー、パーツ統合ワーク、コーチング

●非言語中心:感情開放セラピー(EFT)、グラウンディング、瞑想、マインドフルネス

カウンセリングとコーチングの違い

カウンセリングもコーチングも対話をベースにクライアントとかかわりあいながら、クライアントが未来に向けての行動の変容を促します。カウンセリングが「マイナスから0」を目指すとすれば、コーチングは「0からプラス」を目指すと言われたりします。

コーチングでは、クライアントの健康な側面に焦点をあてて、特技や強みを生かし、目的達成や自己実現のプロセスを支援します。

心理カウンセリングではクライアントの不健康な側面に焦点をあてて、それを取り除いたり必要な心理的サポートを行うことで、問題解決への援助を行います。例えば、過去の出来事や心の傷、思考の癖やブロックなど、クライアントの不健康な思考や不適切な行動や反応に焦点を当てて、ネガティブ感情を開放したり、思考の癖やブロックを健康的な考え方に置き換えていきます。

当カウンセリングルームでは、必要に応じてカウンセリングとコーチングの両方を使い、対話の中から自発的な理解や気付き、精神的成長を促します。

カウンセリングの進め方

カウンセリングは、基本は対話を中心に進みます。カウンセラーの判断や本人の希望、同意があれば家族などの第三者に同席してもらうことも可能です。

カウンセリングは基本的に次のようなプロセスで行われます。

クライアント:困っていることや今の気持ちを話す。
カウンセラー:暖かく受容的な態度で傾聴し、気付きを促す質問を投げかけたりする。
クライアント:聞かれたことに答えることで、内省を深め、気付きを得る。

カウンセリング

心理カウンセリングでは、カウンセラーがクライアントへ積極的にアドバイスをすることはありません。カウンセラーとのコミュニケーションを通じて、クライアント自身が新たな気づきを得たり、理解を深めたり、囚われていた考えから開放されたりすることで、自発的な変化がおこります。この繰り返しによって相談者の抱える問題を掘り下げ、解決につながる気づきを探してきます。

どんなときにカウンセリングを受けるべき?

日本にはカウンセリングに通うというと「うつや精神的な病にかかっている」という様なとてもネガティブなイメージがいまだに根強くあります。たいていの人は、悩みや問題があっても誰にも明かさず、我慢して自分で乗り越えて行くのがあたりまえだと思っています。お金を払ってまで解決するほどの悩みではないと思う人も多いでしょう。

しかし、現状はどうでしょう?国内にうつ病を含む気分障害の患者数は約112万人(厚生労働省平成26年「患者調査」)と年々増え続け、このうちの6割を女性が占めています。

カウンセリングについて

30代を過ぎの女性には二つの大きな変化が訪れます。一つは環境の変化、もう一つは身体の変化です。就職・結婚・出産・ご主人の転勤などをとおして、環境が大きく変化し、それに柔軟に対応できないことも多々あります。

家事と子育て、キャリア、職場や学校の人間関係、夫婦関係に悩んだりすることも多くなります。また身体的にも妊娠・出産や不妊治療、PMSや閉経などホルモンによる身体の変化とそれに伴う感情のゆれなど、男性とは違った様々なストレスを抱えます。まさに、怒涛の変化に対応しなくてはいけない時期なのです。そんな変化に「気持ちがついていけない」ということは、ある意味当然の事です。

カウンセリングは必ずしも精神科や心療内科での精神疾患の治療としてのみ行われるものではありません。海外では自己管理のツールとして、普通に生活している精神的に健康な人が気軽にカウンセリングを利用します。夫婦関係を良くするためにマリッジカウンセリングにいくのも、夫婦間の問題解決の手段として海外では一般的です。 カウンセリングは、まるでお医者さんに風邪薬をもらいに行く感覚で、日常で抱える誰にも話せない悩みを打ち明ける場として活用されていて、全くマイナスなイメージはありません。

どんな人にだってそれぞれ悩みはあります。 その悩みについてこれまで、本を読んだりネットで調べたり、自分で向き合って深く追求してみたり、家族や友人に相談してみても、まだその悩みが解消しないのであれば、なにか根本的な問題があるのかもしれません 。

「自分のことで悩んで出口を感じられない」「周りへのイライラが止まらず自分がおかしいのではないかと思う」「不安で不安で仕方なくて育児ノイローゼなのではないかと思う」「自分を否定され続けて心理的に追い込まれている」「ストレスで気持ちが不安定だ」というように自分自身では抱えきれないほど悩みが大きくなって、生活にまで支障をきたしていませんか?なんだか生き辛さを感じていませんか?

考えつく限り手を尽くしてきたし、いろいろ調べたり学んできたけれども、問題が一向に良くならない。良くならないどころか悪化している気がする。八方ふさがりでこれからどうしたら良いのかわからないというときは、信頼できる専門家に相談することは、自分のためそして家族のために必要なことかもしれません。

現在、心療内科にかかってお薬をもらって治療中です。カウンセリングを受けることは出来ますか?

もちろん、カウンセリングにはお薬とはまた違った心身の効果がありますので、投薬と並行してカウンセリングサービスをうけることは十分可能です。当カウンセリングルームのカウンセラーは、一般的な投薬についても知識があり、これまで病院から抗うつ薬や抗不安薬を処方されているクライアントをサポートしてきました。もし精神疾患があって主治医がいる場合は、外部の心理カウンセリングを受けて良いかまずはその判断を仰ぎましょう。

カウンセリングは何度も通わないといけないの?

カウンセリングは、継続的にセッションを重ねることで変化を感じ始めます。カウンセラーは初回のカウンセリングの後に、継続したほうが効果的であればその由を告げますが、カウンセリングを続けるかどうかの意思決定はクライアントに委ねられています。「効果を感じられない」「必要性を感じない」「カウンセラーと相性が会わない」などの理由で継続の意思がなければ、無理に続ける必要はありません。

当カウンセリングルームの継続カウンセリングは、心理カウンセリングと心理療法を組み合わせることによって、比較的短期間に心身の変化を感じることが出来ます。

カウンセリングの効果

カウンセリングは自分の悩みや苦しい感情について洞察を深め、解決策を見出したりするために有効です。カウンセリングによって期待できる効果やメリットには次のようなものがあります。

1.とまどわずに何でも話せる。

カウンセラーには厳格な守秘義務があり、たとえ本人の家族であってもカウンセリングで交わされた会話を明かすことはありませんので、安心してこれまで話せなかったことを話すことができます。自分の中のブロックや思い込み、プライドを取り外してありのままの自分を見せたり、これまで人に話せなかった悩みや苦しみを言葉にして抑えてきた感情を外に出すだけでも、心を浄化する作用は十分にあります。

2.自己肯定感や自信が生まれる

カウンセラーは一切の否定や批判をせずに相談者の話に耳を傾け、理解し、うけいれてくれます。深い安心感の中で、自分の本当の気持ちに気付いたり、自分の感情や思考を大切にする心が育まれ、自己肯定感や自信につながっていきます。

3.専門家からの意見や情報が得られる

心理カウンセラーは心の専門家。さまざまなケースを体験し、たくさんの知識を持ち合わせていますので、そういった専門家から意見が聞けたり、有益な情報をもらったうことができます。

4.自分の考え方の癖や、自覚できなかった意外な長所に気づける

カウンセラーから客観的に自己分析をしてもらって、知らない自分を知るということは大変貴重な体験です。違う角度から見た自分を知ることで、これまで気づかなかった考え方の癖や、自覚できなかった意外な長所に気づけます。

5.抱えている問題を整理できる

複雑な状況や感情をカウンセラーと一緒に一つずつ取り上げて紐解いていくことで、これまで絡まっていた糸がほどけ、原因が解明できたり、自分の考えや気持ちを整理することができます。カウンセラーに聞いてもらうことで自身の課題が進展する可能性も大いにあります。

5.人とうまく付き合うための自分なりの方法を見つけられる

カウンセラーはクライアントの思考の癖やコミュニケーションスキルを客観的にとらえ、周りの人々との関係を向上させるための気づきの促進やコミュニケーションスキルを向上するサポートなども行います。人づきあいが苦手なクライアントでも、苦手意識をなくしてこれからどうしたら人とうまく付き合っていけるのか、もっと肩の力を抜いて生きるためのスキルを磨くことも可能です。

特に、夫婦関係がうまくいっていない場合、コミュニケーションスキルに問題があることがほとんどです。当カウンセリングルームでは夫婦コミュニケーションについても学ぶことができますので、夫婦関係を向上されたい方にもおすすめいたします。

6.心が満たされた状態になり、安心感や充実感が増える

問題や悩みが解消されると、人はイライラや気分の落ち込みが減り、今より笑顔が増えます。周りの人の意見に振り回されなければ、心に平和がもどってきて心地よい時間が増えるでしょう。子育てやキャリアにももっと自信を持って接することが出来るようになり、自分や家族の可能性を伸ばしていくこともできるようになるかもしれません。なによりも、自分への安心感や生活の充実感が高まり、 思考がもっと前向きになり、 自分の人生を生き生きとポジティブに過ごせるようになるでしょう。

グリーンビューティーラボのカウンセリングルームについて

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