暑い日はすっきりとしたスポーツ飲料についつい手が伸びてしまいますね。
でもあとで、家に持って帰ったペットボトルの処理にため息をつくことはありませんか?
冷たくてのどを潤すスポーツ飲料は手軽でおいしいですが、そういったスポーツドリンクがすべてプラスチックボトルに入っていることを考えると、
環境問題やごみ問題の観点からプラスチックボトルを《分別してリサイクル》することはもちろんですが、出来る限りプラスチックボトル入りの飲み物を買うこと自体を控えたいなあと思っています。
我が家の子供たちは日ごろは水を水筒にいれて持ち歩くようにしているので、常温の水を飲むのに何の抵抗もありません。
「プラスチックボトル入りの飲み物には甘くておいしい飲み物が入っている」ことを子供達も知っていますが、それに依存するというシチュエーションはできるだけ避けるようにしています。
体に良い魔法の水、ココナッツウォーター
市販のジュースの代わりに私がよく買うのがフレッシュココナッツウォーター。
アメリカやヨーロッパのセレブの間では《体にいい魔法の水》として人気だそうです。
これ、東南アジアでは簡単に手ごろな値段で手に入るので、とっても重宝。
私が住んでいるマレーシアでは道端で売っているので、フレッシュなものをその場で開けてもらって中身だけ容器に入れて持って帰ります。
ココナッツウォーターは、市販のスポーツドリンクより糖量が低くて水分補給力がスポーツドリンク並みに高いのが魅力。
特に新鮮なココナッツウォーターにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルやビタミン、酵素がいっぱい。
でもココナッツウォーターが簡単には手に入らないところも多いと思うので、今回はキッチンにあるものでつくれるスポーツドリンクのレシピをご紹介します。
市販のスポーツ飲料には何が入っている?
まず、市販のスポーツ飲料の中身は大まかにこんな感じ。
これを大まかに分けると、
水分=水
甘味を感じるもの=砂糖、果糖ぶどう糖液糖、甘味料(スクラロース)、
フルーティーな風味を感じるもの=果汁、酸味料、香料、クエン酸、酸化防止剤(ビタミンC)
塩分・ミネラル=食塩とその他のミネラル添加物
つまり水と甘味とフルーティーな風味、そして食塩さえあれば、スポーツドリンクは作れます。
キッチンで作れるスポーツドリンクレシピ
さて、市販のスポーツドリンクの中身がわかったところで、これをもっとナチュラルでヘルシーなものに置き換えていくとこうなります。
水分=水
甘味を感じるもの=はちみつ、メイプルシロップ、アガペシロップ、ステビア、キビ砂糖や黒糖
フルーティーな風味を感じるもの=レモン、ライム、グレープフルーツ、オレンジなど柑橘系のフルーツ
塩分・ミネラル=海塩(なければ岩塩)
では、レシピをご紹介します。このレシピでは、約1リットルのスポーツドリンクが作れます。レモンは他の柑橘系の果物でも代用可ですし、好みによって省いても構いません。はちみつをほかの自然甘味料に代えてもいいですね♪
《材料》
ミネラルウォーター 4カップ(1リットル)
海塩 小さじ4分の一程度(1グラム)
レモン水 レモン半分
はちみつ 大さじ2杯
《作り方》
①材料を準備する。
②塩とはちみつを少量のお湯で溶かす。
③とけたら、残りの材料すべてを混ぜあわせて容器に入れる。
プリント用スポーツドリンクレシピはこちら
もっと甘いほうが良ければはちみつの量を増やしたり、酸っぱくないほうが良ければレモン水の量を減らしたり、塩味がきになるならちょっと少なめに。自分の好みの味に調整してみてくださいね!