今回はヒプノセラピーセッションの感想をご紹介します。
このクライアントさんは、長年悩まされていた運転恐怖症の克服のために、3か月間のヒプノセラピーセッションを受けられました。前半はメンタルの強化を、そして後半は恐怖心の克服のためのイメージトレーニングなどを中心にセラピーを行った結果、恐怖心が軽減し実際に運転できるようになりました。
クライアントご感想
ヒプノセラピーを受けようと思ったきっかけは何ですか?
アメリカに来て12年。車社会のミシガンに住んでいながら運転を極力避けてきました。子供の頃に走っている車から落ちた経験と大学生の時に車にひかれたことがあり、そのせいかは分かりませんが、とにかくずっと運転が怖くて怖くてしょうがありませんでした。頭では運転の恐怖を克服するには、実際に運転して場数を踏むしかないとわかっていても、とにかく運転するのがものすごく怖くて…。
それでも引っ越す前は近所のスーパーくらいであれば乗れていたのですが、3年前に大きな街に引っ越して、そこは交通量も多くて車線も複数あるため怖さが倍増してしまい、運転しないのが当たり前になってしまいました。でもアメリカに住んでるので、車を運転出来ないと日常生活で行ける場所に限りができてしまいます。
内心は、運転できれば行動範囲が広がって、自由度もあがることもわかっていたし、運転が楽しめるようになって、行動範囲を増やしてもっと出かけたい!という気持ちもありました。また、運転ができない自分を卑下もしていたので、運転できるようになることを望んでいました。そんな中、まさこさんのヒプノシスの募集を見て、自分でコントロールできないように感じるこの恐怖を取り除くには最適かも!と申し込みました。
ヒプノセラピーは、どのようなものでしたか?
ヒプノセラピーを受けている間もしっかり身体の感覚はあるし、自分の思考もなにか別の状態にあるようには感じず、瞑想のように深いリラックスした状態に身体と心があるように感じました。心身ともに深いリラクゼーションにある時に運転のシミュレーションを行うことで、今までは「怖い!」と反応していたものに対して「あれ?それほど怖くないかも?できる気がする。」と回を重ねるごとに感じていくのが興味深かったです。
ヒプノセラピーは不安や恐怖など、自分自身の意思ではどうにもコントロールできないように感じること全般に効果的なものだと感じました。安全で効果的で、恐怖心を取り除く以外にも色々なことに対応できるので、まさにこれからのツールだと思いました。
ヒプノセラピーを受けたことで、どんな変化がありましたか?
ヒプノセラピーを受けたことで運転に対する恐怖の度合いが下がりました。車は恐ろしい武器みたいなイメージが減って、今では少しだけ自分の身体の延長のようなイメージを持つこともできるようになりました。
実際にこれまでは運転することを避けていた私が、週に2回も運転したり(これは私の中では高頻度に分類されます 笑) 今までだったら、絶対に運転しようと思わない場所へ運転することが出来たり…。「運転は絶対いやだ!」から「運転してみよう。できるかも!」と意識が変化したのがすごいです。運転に関してはもう一生恐怖心が取り除けられないと思っていたので、ここまで下がったことに喜びと安堵を感じています。
心理カウンセラーまさこの印象はどうでしたか?
とても落ち着いた雰囲気で、信頼できる印象のセラピストさんです。変性意識に誘導されると聞くと少し怖いと感じる人も多いかもしれないけれど、いちどまさこさんとお話ししてみれば大丈夫そう、と感じられると思います。今回初めてヒプノセラピーを受けたのですが、声や間も聴きやすく安心感がありました。
まとめ
ヒプノセラピーセッションでは、カウンセリングとヒプノセラピーの手法をつかい、心理的ブロックや思い込みを外して、無意識のプログラムを書き換え、ポジティブな変化や目標達成をサポートいたします。このクライアントさんは、3か月のサポートを受けて、一生克服できないと思っていた運転への恐怖を克服し、日常生活で運転できるようになり、以前より行動範囲が広がりました。
恐怖症や不安感をもっていると、日常生活を制限されてしまいがちです。そのようなお悩みも、ヒプノセラピーで克服することは可能です。
守秘義務について
こちらの感想はご本人の許可を得て掲載しています。心理カウンセラーには守秘義務がありますので、セッション内容は誰にも漏れることはありません。