人は人生の中で、必ず一度は劣等感を抱いたことがあると思います。それをずっと抱え続けている人もいれば、努力して克服した人、いつのまにか劣等感がなくなった人など様々ではないでしょうか?今回は、劣等感とはどんなもので、劣等感を克服するにはどうしたらいいのか?そういったことをお話ししたいと思います。
劣等感とは
劣等感とは、「自分が人より劣っている」という感情です。英語ではインフェリオリティコンプレックスなどと呼ばれますが、日本語では単にコンプレックスと言われることが多いです。
心理学者のアルフレッド・アドラーは、人々が現状に対して持っているある種の欠乏感を劣等感と呼びました。しかし、それは今一般に捉えられているような、「私はできない」といった引け目の感情ではなく、自分の人生をよりよくするための動機や原動力のようなものだと捉えています。
今の社会において、劣等感はマイナスなものととらえられがちですが、アドラーに言わせるとそれは「もっと上手になりたい」「もっと上に行きたい」という気持ちの裏返しであり、その気持ちをバネにすることで、人は成長していけるのです。
今回は、そんな劣等感の克服方法について、私が長年抱えてきた劣等感も交えながらお話ししたいと思います。では、Masakoのセルフラブポッドキャスト「EP.6 劣等感を克服する方法」をお聞きください。
人と比べると自分が劣っていると感じることに目が行きがちですが、結局私たちは他人にはなれないのですよね。できない部分を何らかの方法で埋めたり隠したりするのではなく、視点を変えてみること。これが必要だと思います。