次男が最近、バーベキュースタイルの料理のYoutubeにはまっていて、夜はその番組を一緒に見るのが日課になっています。その番組ではよくステーキが登場するのですがそのことを主人に話していたら、次の日に家族をバーベキューレストランへ連れて行ってくれました。子どもたちも久々の外食にとても嬉しそう。私も久々の冷たいビールとおいしいバーベキューにお腹がいっぱい。
昼間にアルコールを飲んでしまったので、帰ってきてからは眠たくて仕方なく、いつもなら食料品を買いに行くところをそんな気にもなれず、ソファでグダグダしていたら、主人は私が見たいと言っていた映画をネットで見られるようにしてくれました。そして私が映画を見ているあいだに、夕飯まで作ってくれました。
今ではこんな風に優しい主人ですが、まったく彼との仲がうまくいかなかった時もあったのです。
うまくいかないときはちょっとしたことでケンカして、歯車が全くかみ合っていなくて話すことさえ顔を合わせる事さえ避けていました。夜遅く帰ってくる車の音をきいたらすぐに電気を消して寝たふりをしていました。
あの頃はお互い疲れ切ってどう接したらいいのかわからず、ののしりあい責任をなすり合い、傷つけあってそこからどうしたら先に進めるのか全くわかりませんでした。家の中のそこかしこに地雷があるような状態で、ひと時も心が休まることがなかったように思います。
人間関係の4パターン
人間関係はこのように4つのパターンに分けることが出来ます。
①私はOK あなたはOK (私は悪くない、あなたは悪くない)
②私はOK あなたはNot OK(私は悪くない、あなたが悪い)
③私はNot OK あなたはOK (私は悪い、あなたは悪くない)
④私はNot OK あなたはNot OK (私は悪い、あなたは悪い)
簡単に説明すると、
①の状態は、自分も相手も尊重できている状態です。
②の状態は、自分が相手に対して攻撃的な状態です。
③の状態は、自分を責めて、相手に対して受け身の状態です。
④の状態は、お互い無気力で、お互い攻撃的な状態です。
人間関係がうまくいっている人というのは①の状態が保てています。そして、お互いの違いを認め合いながらも共通点を見出そうとします。相手の人格を責めたり、相手を侮辱したり、自分の行動を弁護したり、現実から逃避したりしません。
そういう状態であればお互いが安心して同じ未来に向けて協力し合い、成長できる関係でいられるのです。
しかし、多くの人は②~④をいったりきたりします。私もそうでした。相手を非難し、傷つけあい、理解してもらえず、孤独に陥っていました。そこから、自分の優先順位を「自分の正しさ」ではなく「夫婦としてどこへ向かっていくのか?」にシフトすることで、夫婦のかかわり方もかわりました。
多民族国家マレーシア
私はマレーシアに在住していますが、この国は、イスラム教徒、仏教徒、ヒンズー教徒、クリスチャンなどいろいろな宗教の民族が混在している多民族国家です。もし、お互いが、「どの宗教が正しいか?」と議論し合ってほかの民族をねじ伏せようとしていたら、どうなると思いますか?
なぜ多民族国家として平和が保たれているのかでしょう?
それはそれぞれの民族が互いの違いを認め、ある一定の距離を保ちつつ協力して共存しているからです。
家族という一つの国家の中で平和を保つためには、お互いの違いを認めることがとても大切になってきます。これは「あなたはそう思うのね。私はこう思うけど。」とお互いの考え方の違いを尊重するということです。
もし夫婦関係を大切にしたいと思っているなら、まずはお互いが違うことを尊重するという態度が大切です。
そして、二人が全く同じ価値観を持つ必要はないけど、同じ目標を持ち、その目標のためにどう協力し合えるのかを話し合うこと。夫婦として最善の方法を二人でみつけることが必要なのではないかな?と思います。