静かに遊んでいると思っていた兄弟姉妹が突然ケンカを始めると、「ああ、またか」とがっかりしませんか?子どもに兄弟・姉妹がいると、家の中でケンカすることも多いと思います。兄弟ゲンカを仲裁しないといけないことに、ほとほと困っているママ達も多いのではないでしょうか?今回はそんな子供たちのケンカの仲裁について、うまく収めるヒントをご紹介します。
延々と終わらない兄弟ゲンカの対処法
少しくらいのケンカはしょうがないと思っていても、いつもいつも顔を合わせている兄弟・姉妹だと、毎日ちょっとしたことでケンカしたり、この前のケンカでまだ怒っていたり、と延々と終わらないケンカに、親としてもうんざりしてきますよね。
本当は兄弟・姉妹で仲良くしててほしいママとしては、お互いを罵ったりして優しくしてくれないのは、どうしてなんだろう?と悲しくなることもあるでしょう。
我が家も男の子ふたりなので、これまで「なんでケンカするの!!」と怒ったことも数知れず。仲裁しても仲裁しても、また勃発する兄弟げんかには本当に悩まされてきました。
でもね、これまでは仲裁する方法を間違えていたんです。そして、心の中で「喧嘩するのは悪いこと!すぐに辞めさせなきゃ!!」と思い込んでいたことにも気が付きました。
今回お伝えする方法を実践するようになってから、ケンカしたあとどちらかがぐずぐずしたり根に持ったり仕返ししたり、はたまた同じ理由のケンカを繰り返すというようなこともほとんどなくなりました。3歳以上の言葉のわかるお子さんの兄弟げんかの仲裁で困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
普段から気を付けておきたい事
子どもがケンカをする理由の一つに、「親から十分な愛情を受け取っていない」と感じていることが挙げられます。親から必要な愛情がもらえない場合は、子どもは無意識に叱られてでもいいから、親の注目を得られるような行動をとりがちなのです。ですから、普段から子供の良いところや優しいところ、出来ていることを褒めて、認めてあげることも大切です。
そして、ポッドキャストで紹介した方法はたいていのケンカで使える方法ですが、例えば何度注意しても叩くのをやめなかったり、相手に噛みついたり蹴ったりといった暴力を与える場合は、すぐにケンカを辞めさせないといけないこともあるでしょう。親としては、『許せること』と『許せないこと』の線引きをハッキリさせ、その理由は普段から子供達にしっかりと伝えておく必要があります。
子供はケンカを通して対人スキルを学びます。つまり、自分の気持ちを言葉で伝え、相手の気持ちを聞いて、どうしたらうまくいくかを学ぶ練習をしているとも言えます。ですから、ケンカのたびに親が仲裁に入っていたのでは、学ぶ機会を逃しているかもしれません。
子供がケンカを始めるとイライラして口出ししたくなるかもしれませんが、何度か、親がケンカの仲裁をしてお互いの気持ちを伝えることが出来た後は、子供達だけで解決できそうかどうか、少し様子を見守ってみるのもいいかもしれません。
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