上の子にイライラする本当の理由

上の子にイライラする

自分の子ども達の中で、上の子だけにイライラするという悩みを持っている人は、実はけっこういます。私もその一人でした。

「下の子は心から可愛いと思えるのに、なぜか上の子だけはそう思えない。」

「下の子だと許せることでも、上の子が同じことをしたらムカッとする。」

「どうしてなのかわからないけど、上の子だけ受け入れられない。」

どうして、同じように自分のお腹を痛めて産んだ子供なのに、一人は可愛くて一人はイライラするのでしょうか?

自分の子供の頃と無意識に比べてしまう

それにはいくつか理由がありますが、最も大きな理由の一つは、子供の頃の自分と無意識に比べているということが挙げられます。

特に、上の子のわがままなところや子どもっぽいところ、不真面目だったり無責任なところが「許せない」と感じるときは、この傾向が強いです。

そう感じるママは、大抵は真面目で大人しくて、我慢強くて責任感が強い、母親からとても頼りにされた長女気質の人が多いです。

実は私も、この長女気質をすべてばっちりもっているので、今考えれば単に「幼かった」というだけの、長男のわがままが全く許せませんでした。

弟と遊ばない長男にイライラしたり、「幼稚園に行きたくない」なんて言おうものなら、キレて怒鳴りまくることもありました。

だって、私にとって「学校に行かない」なんて病気でもない限りありえない事だったんです。子供の頃の私が無意識に叫びます。「幼稚園に行かないなんて、ありえない!そんなわがままは許さない!不真面目なのはダメな子!」

怒られる

子どもに優しくしたいのに、出来ないときというのは、自分の過去の感情が障害になっているということは実によくあります。その感情は何らかの理由で心の奥底に抑圧されてしまっています。

子供の頃に抑圧してしまった悲しみや苦しみや怒りが、似たような場面に突然思い出され、目の前の子供に向かうのです。

私の場合、母がよく怒る人でした。なぜ怒られたのかは全く覚えていないのですが、母の機嫌が悪いときは、兄弟となるべく騒がず静かにおもちゃで遊んでいました。母が怒り出すと、心の奥がきゅーっとなったのを今でも覚えています。怒られては何度も押し入れに入れられましたし、何度も玄関から外に締め出されました。

玄関の冷たい板を何度もたたいて、「ごめんなさい。お母さんごめんなさい!」と涙を流しながら叫んでいた記憶がいまだに蘇ります。子どものころはそれはそれは、母が怖かったものです。

だから、その頃は母に怒られまいといろんなことを我慢していたのだと思います。

でも、今なら母も必死に3人の子供たちを育てていたことがわかります。本当に、人を育てるということは本当に責任も大きいし、この世の中で最も大変で最も難しい仕事です。小さい3人を相手に、怒りっぽかった母を責める気なんてさらさらありません。

でも、ちょこちょこ子供の頃の「私」が顔を出して私の子育てを邪魔をする。

「私の時はそんなことしたらお母さんに怒られてた!!」

「お手伝いも、弟の世話もしないのはずるい!」

なんて無意識下にあった気持ちがでてきては、イライラしたり、激しく怒りを感じたりするのは、自分のためにも子どものためにも全くいい事ないんですよね。

上の子にイライラするときの対処法

「上の子に対してイライラして優しくできない」

「兄弟でえこひいきしてしまう」

というときは、たいてい未消化の子供のころの自分の感情が邪魔しています。だから、その未消化の感情に寄り添ってあげる必要があります。もし上のお子さんにそんな感情をもっているのであれば、どうか子供の頃の自分によりそってあげてください。そして、この質問を自分にかけてみてください。

本当はお母さん(お父さん)にどうして欲しかったの?

本当は甘えたかった。

本当は優しくしてほしかった。

本当は学校を休みたかった。

本当は遊んで欲しかった。

本当は嫌だった。

きっとそんな思いがあると思うので、出てきた気持ちに寄り添ってその時の感情を十分に味わってあげてください。十分に味わいきったらその時感情は昇華します。

でも、この作業はなかなか一人でやるのは難しいかもしれません。

もし、上の子にイライラしてしまうけど、どう考えても理由がわからない。とか、理由はなんとなく思い当たるけど、感情を昇華することができないという方は、信頼できる方に話を聞いてもらったりした方がいいかもしれません。もし、周りに誰も話せる方がいなければ、カウンセリングを受けられることをお勧めします。

今、大切なのは子どもを心身ともに健康に育てることです。それが、自分の過去の傷のせいで出来ないのだとしたら、その傷を癒したほうが子どものためです。海外では風邪で処方箋をもらいに行くようにカウンセリングを定期的に受ける人が大勢います。そして、心の傷というのは簡単には良くなりません。出来るだけ早めにちゃんとケアをしたほうが、自分のためでもあり家族のためでもあります。病気やケガと同じくらい、心の傷もケアが大切です。決してそのまま放置しないでくださいね。

グリーンビューティーラボのカウンセリング

グリーンビューティーラボでは、海外で子育て経験のある心理カウンセラーがお話を伺います。子育てでイライラすることが多いママに特化した、継続プログラム『ブロッサム』も実施しています。不定期に募集していますので、興味がある方は先行案内にご登録ください。

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ABOUTこの記事をかいた人

マレーシア在住 心理カウンセラー・アロマクラフト講師。海外在住歴20年以上の経験から海外在住者ならではのお悩みや、国際結婚をした女性を対象としたカウンセリングを得意とする。子育てや夫婦関係の悩み、親子関係のトラウマなどを感情から開放するセラピーをオンラインにて提供中。