私の子育ては、長男が小さかった頃と、次男が生まれた後で180度ガラッと変わりました。夫からは「長男の時は子育て頑張っていたけど、次男の子育ては手抜きだね。」なんて文句言われることもありますが、私は以前のイライラガミガミの鬼軍曹よりは、穏やかで幸せな今の方がずっといいと思っています。
でもほんの数年前までは、自分は思い通りにならない子育てに悩み、子どもにイライラして、よく怒っていました。今考えると、あまりにも子育てに一生懸命なあまり、いろんなことを間違っていました。
私が犯していた子育ての5つの間違い
私は子どもが出来て自ら、フルタイムの仕事を辞めて専業主婦になる道を選びました。理由は子どもが可愛かったから、そして私の母も専業主婦だったからという単純なものでした。
『子どものために食事を作って、子ども番組を一緒に見て、子どもと知育教材で遊んで、ママ友に会って子供を遊ばせて、子どもの世話で一日終わる』みたいな毎日でした。そういう子どものための毎日は決して辛いわけではなくって、けっこう「ママ」としてのアイデンティティを楽しんでいたし、子供の成長をみるのが喜びでもありました。
海外に住んでいるので、長男の日本語教育には人一倍熱心な一方で、子どものためにと日本人のお友達を探し、日本からわざわざ教材を取り寄せたりして、出来る限り「日本語」の環境をつくりました。「海外だからしっかり私が日本語を教えなきゃ!と、家では子どもに日本語で話しかけていました。
長男は「日本人としてちゃんと育てなきゃ!」としつけもかなり厳しくしていました。そして、次男も生まれ、私は子育てにさらにのめりこみました。そんな、子育てで一生懸命な私の努力とは裏腹に、いろんなことがうまくいかなくなっていき、夫婦関係も一時はどん底まで落ちてしまいました。
そんな私が犯していた子育ての5つの間違いは:
- 「理想の育児」に固執していた
- 罰や脅しがしつけだと思っていた
- 子どものためと毎日一生懸命だった
- 「ママ」としてのアイデンティティに夢中だった
- 自分のストレスや感情をコントロールする術を持たなかった。
それぞれどうして間違いだと気づいたのかについては、ポッドキャストで詳しく語っています。
現在では…
自分自身の間違いから学び、現在は心理カウンセラーとして、たくさんのママ達のサポートをしています。子育ての悩みの根本のところをたどっていくと、私が悩んだことと同じ理由に行きつきます。
世の中は育児書や子育てに関する情報であふれかえっています。しかし、どんなに良い育児書や子育て本を読んでも、どんなに学びを深めても、自分の感情に振り回されて努力が無駄になっている。。。そんな方は、カウンセリングを受けられることをお勧めします。
子育てでイライラすることが多い女性のための、継続カウンセリング「ブロッサム」では、イライラの原因となる過去から癒し、子育ての悩みを解消するお手伝いをしています。プログラムに興味がある方は、無料相談にお越しください。